県栄養士会 が「認定スポーツ栄養士」制度　

　２０１７年の愛媛国体を前に、愛媛県栄養士会（藤田正隆会長、約９００人）が独自の「認定スポーツ栄養士」制度を設け、栄養面から選手をサポートする態勢をつくっている。今秋には約４０人が誕生し、１３～１４年度で１５０人の育成が目標。同会は「勝つための体づくりに貢献したい」とする。　日本体育協会と日本栄養士会が共同認定する「公認スポーツ栄養士」制度が既にあり、その地域版。「公認」は県内に現在２人、間もなく４人に増えるが、全員が松山市在住。「認定」制度で人材を増やし、各地の競技者の要望に応える態勢を目指す。　受講できるのは県栄養士会の会員。研修期間も全国版より大幅に緩和。スポーツ栄養学の基本を計４日間で学んだ後、２日間のグループワーク研修、リポート提出を終えると、認定証が交付される。