高校生が水産研究の現場に触れるサイエンスキャンプが１９日、愛媛県愛南町内泊の町地域産業研究・普及センター「うみらいく愛南」などであり、南宇和高校の理系の２、３年生２７人が沖合の養殖いけすなどを見学した。 宇和海に面する愛媛、高知両県の６市町などでつくる宇和海水産構想推進協議会が開催。同センターを拠点に、小型マグロ類「スマ」の完全養殖技術の開発に取り組んでいる愛媛大南予水産研究センターの松原孝博教授らが講師を務めた。 スマはマグロに似た味わいで、愛南町で盛んなブリの養殖設備を活用できることから、新しい養殖魚種として期待されている。
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