入院や通院をしていたり障害があったりする子どもに楽しい時間を過ごしてもらおうと、松山市のＮＰＯ法人ラ・ファミリエはこの夏、愛媛県内の病院など４カ所で絵画教室「ハートｉｎアート」を開いている。 ２０１１年に続き２回目。松山赤十字病院（同市文京町）ではこのほど、２～１７歳の約２０人が参加した。子どもたちは病室を出てプレイルームに移動。子どもに絵画を教えている講師に手ほどきを受け、図鑑や絵本も参考にしながら虫や動物、乗り物などを紙いっぱいに描いた。 普段から絵を描くのが好きだという近藤友磨君（７）は「飼っていたクワガタや庭のバッタを描いた」と丁寧に色塗り。入院して１０日ほどの宮本恵人君（７）は「夏休みなのに友達と遊べなかった。今日は楽しい」と何時間も画用紙に向かっていた。
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