石鎚登山の思い出に-。愛媛県西条市はこのほど、石鎚山系の動植物や山々の標高などが一目で分かる「石鎚山散策絵図」を作製し、市内5施設で販売している。 絵図は縦約60センチ、横約90センチで両面カラー(1部700円)。全国の山などの散策絵図を作っている村松昭さん(東京)や市の担当者が現地を回るなどし、約1年かけて完成させ、5月から石鎚山ハイウェイオアシスや石鎚ふれあいの里など5施設で初版5000部の販売を始めた。 地図には、石鎚山周辺の山々の標高や外国人観光客にも分かるようにローマ字が振られているほか、オオタカやヤマネなど生息する動植物も記されている。 裏面には、NPO法人西条自然学校の協力で石鎚山系の自然を写真などを交えて紹介。標高別に樹木の分布を解説したり、石鎚山は「過去にカルデラであったと推測されている」などと地質も説明している。
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