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勤労奉仕の実態いまに 新田高生ら 戦中文書を冊子化

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 新田高校(愛媛県松山市山西町)JRC(青少年赤十字)部が、同校の前身で1939年開校の旧制新田中学校時代の公文書約半分を約5年間かけて資料集(A4判、222ページ)にまとめた。戦時中の勤労奉仕作業の関連書類が含まれ、編さんに携わった元新田高教諭柳瀬一秀さん(67)=松山市清住2丁目=は「学徒動員の実態を示す全国的にも貴重な資料。戦争を繰り返してはならないという思いを共有できれば」と話している。 同部顧問の松本恵理子教諭(43)によると、部員らは戦時中、勉学に打ち込めなかった先輩の思いを記録しようと、2008年から同校の資料館「たちばな館」にあった段ボール箱数十箱分の日誌などをパソコンで入力し始めた。今回収録したのは、開校から終戦までの資料の一部。

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