愛媛県宇和島市津島町で17日に行われる「つしま夏祭り」を前に、市津島支所職員や同町岩松地区の協力企業社員らが14日、浴衣姿で来客に対応した。浴衣の似合う懐かしい町並みと祭りをアピールするのが狙い。 明治から昭和初期の建物が多く残る町並みを生かして町おこしに取り組む岩松町並み保存会が呼び掛け、初めて実施。連日の猛暑を乗り切るクールビズも兼ねている。 市津島支所では、庁内に勤務する職員約20人が、岩松地区の豪商小西家が保有していたレトロな浴衣などを着用し業務に。華やかで涼しげな装いは来庁者の目を楽しませ、お祭りムードを盛り上げた。 同保存会の兵頭肇会長は「祭りは地元の人が足を運び、楽しむことが第一。そのきっかけになれば」と期待。浴衣姿でのPRは祭り当日まで自主的に続けられる。
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