県立医療技術大(愛媛県砥部町高尾田)で9日、オープンキャンパスがあり、県内外の高校生や保護者約190人が看護、臨床検査両学科の実習体験などに参加し、進路決定の参考にした。10日まで。 井出利憲学長や各学科長が履修内容などを説明。在学生が学内施設やサークルなどを紹介した。 実習体験で高校生は、ウシやウサギの血清を使い抗体や抗原の反応を確かめたり、約3キロある乳児の人形を使って着替えやおむつ替え、抱き方などを教わったりした。そのほか、指の間や甲などをしっかりと洗う衛生的手洗いや、足や腕など太さの違う部位に包帯を巻く方法も学んだ。 新居浜西高2年の西谷萌さん(16)=新居浜市南小松原町=は「慣れない実習で戸惑いもあったが、より魅力を感じることができた」と思いを強めた。このほか保護者向けの施設見学や個別の進学相談もあった。
↧