携帯サイトの利用料金を架空請求する振り込め詐欺を防いだとして八幡浜署は9日、八幡浜郵便局(愛媛県八幡浜市下浜田)に感謝状を贈った。 同署などによると、7月29日午後5時ごろ、レターパックで8万2700円を個人の住所に送付しようとしている市内の男性会社員(62)を窓口営業部の本田直樹主任(39)が発見。男性が長時間にわたって携帯電話で相手の住所を尋ねるなどしていたため、署が配布した詐欺被害を注意喚起する「声かけボード」を手に説得、送金を中止させた。 本田主任は「口座振り込みや現金書留を使用しておらず不審に思った」と振り返り、山内泰署長から感謝状を受け取った岡崎昭一郎局長(52)は「詐欺の未然防止ができて良かった。一層の社員教育をしていきたい」と話した。
↧