10日午後2時10分ごろ、愛媛県松山市道後湯月町の宝厳寺(ほうごんじ)本堂から出火、棟続きの住職の居宅部分にも延焼し、木造平屋計約270平方メートルを全焼した。本堂には国指定重要文化財「一遍上人立像」があり、焼損したとみられる。 松山東署によると、本堂は10日午前中に使用した後、住職が鍵を掛け、午後は使っていなかった。 寺は665年創建、時宗の開祖一遍上人の生誕地として知られている。
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