愛媛県西条市は8日、河川での事故防止や救助方法を学ぶ講習会を同市荒川の加茂公民館などで開き、幼稚園や小中学校教員、野外活動引率者ら約20人が救助活動での心構えなどに理解を深めた。 安全な野外活動に取り組んでもらおうと初めて開催。同市中奥の加茂川では昨年7月、幼稚園のお泊まり保育中に教員らと川遊びをしていた当時5歳の園児が流され、死亡する事故が起きている。 8日は徳島県三好市のレスキューインストラクター矢野哲治さん(48)が講師を務め、流水の特徴や救助方法などを説明。「一番良いのは救助する事態が起こらないこと。万一の事態に備え、必要な道具をそろえたり、訓練を受けたりすることが大事」と語った。
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