国鉄時代に活躍した車両や電動模型列車などを展示するイベント「鉄道ワールド」(愛媛新聞社など主催)の10日開幕を前に7日、会場となる松山市大可賀2丁目のアイテムえひめに、機関車や車掌車が搬入された。 電気機関車「EF8110」は日本海側で貨物輸送に従事し東日本大震災の支援物資輸送にも使われ、先頭部分(長さ約6メートル、重量約30トン)が展示される。7日朝、大型車両に分割積載されて到着した機関車を、作業員がクレーン車2台でつり上げ、台車の上に車体やパンタグラフを組み立て設置した。 同イベントは18日まで。開場時間は午前10時~午後5時。車両は個人や企業が所有し、内部も見学できる。模型列車が走るジオラマや鉄道関連設備、新幹線部品も展示する。ミニ列車の乗車コーナーや、B級グルメが味わえる「全国うまいもの大集合」もある。 入場料は中学生以上千円、3歳~小学生700円。9日まで販売の前売り券は200円引き。別途料金が必要なコーナーもある。問い合わせは愛媛新聞社読者事業部=電話089(935)2355。
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