愛媛県久万高原町恒例の久万納涼まつり(実行委員会主催)が2、3の両日、同町久万の町役場周辺であり、大勢の観衆が丸太のかき比べなどを楽しんだ。 3日には丸太を担いで商店街を駆け抜ける名物イベント「久万山御用木まつり」があった。松山城築城の際、同町畑野川地区から木材を運んだ史実を基に1984年から始まり、今年で30回目を迎えた。 11人一組で長さ約7メートル、重さ約150キロの丸太を担ぎ、約550メートルを走る「本命かき比べ」には、町内外の11チームが参加。出場者は個性豊かな衣装で声を掛け合いながら全力で走り切り、沿道の観客を沸かせた。地元の小学生や幼児らのグループは小型の木を担いで町内を練り歩いた。
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