古里の文化や自然を後世に伝えようと、愛媛県宇和島市日振島出身の元中学校長横浜雄幸さん(83)=同市弁天町3丁目=と、会社役員笠岡義雄さん(74)=同市日振島=がこのほど、日振島小学校創立135年記念誌「ふるさと日振島教育」を自費出版した。 前身の明海(あこ)学校が1875年に創設。喜路、能登の両校と1927年に統合し日振島小となった。 横浜さんは49年から約20年間、日振島小で教壇に立った。笠岡さんは横浜さんの最初の教え子。2人は2008年に記念誌を計画し、資料や写真を住民や卒業生らから募った。創立100年誌なども参考に、10年発行を目指したが、資料収集などに時間がかかり今年7月に完成した。
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