全国の港町が自慢の一品を競う「第3回みなとオアシスSea級グルメ全国大会」がこのほど、北海道苫小牧市で開かれ、愛媛県八幡浜市の八幡浜みなっとが出品した「じゃこカツ」が1位に輝いた。これまで3位止まりだったが、3度目の挑戦で初めて港町グルメの王者の座を射止めた。 港町の交流拠点として国土交通省が認定している「みなとオアシス」の活性化を図ろうと、みなとオアシス全国協議会が2011年から開催。今月13、14日にあった大会には、全国14港から18品がエントリーし、来場者約5万人(主催者発表)の投票で審査された。 じゃこカツは、ハランボ(ホタルジャコ)のすり身と野菜を混ぜ、パン粉をつけて油で揚げた品で、八幡浜市民にはおなじみ。八幡浜みなっとの指定管理者であるNPO法人「港まちづくり八幡浜」(谷本訓男理事長)は一昨年、昨年に続く出品にあたり、揚げる機械を2台に増強して提供スピードをアップ。3000個を完売したという。
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