微小粒子状物質「PM2.5」に関する環境講演会が18日、愛媛県松山市文京町の愛媛大であり、農学部の若松伸司教授(67)=大気環境科学=が教職員や学生約60人を前に、PM2.5の環境への影響や注意点を説明した。 PM2.5は今年初め、中国の深刻な大気汚染に伴い国境を越えて日本に飛来して注目されるようになった。 2006年から同市樽味3丁目の農学部に設置した装置で定点観測している若松教授は、13年1月の北京の数値を「極端に高い日は、気温が低く湿度が高いのが特徴。今後解明のポイントになるかもしれない」と解説した。
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