農林水産物生産者の販売力向上を目指す研修会(えひめ愛フード推進機構主催)が4日、愛媛県松山市であり、イベントへの出店に積極的な生産者や行政関係者ら計約100人が消費者の購買意欲をくすぐる陳列方法を学んだ。 6次産業化が注目を集める中、生産者が自ら販売する機会が増えていることから、商品の魅力を効果的に伝える技術を身に付けてもらおうと開催。県が開発中のブランド牛やイチゴの新品種「紅(あか)い雫(しずく)」のマーケティングを担当するクリエイティブ・ワイズ(広島市)の三宅曜子社長が講演した。 三宅社長は、客の視線が集まりやすい床から70~150センチの高さに商品を並べ、小道具などで段差をつくって立体的に配置するなどのこつを紹介した。
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