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「煙突山」憩いの新道 市民ら階段や手すり設置

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 別子銅山の旧山根製錬所煙突があり、愛媛県新居浜市民から「煙突山」の愛称で親しまれている市内の生子山(しょうじやま、300.3メートル)に新たな登山道を作ろうと、市民団体「えんとつ山倶楽部」(直野菅男代表、約30人)や地元の中学生ら約50人が1日、木の階段や手すりを設置した。 倶楽部は所有者の市の許可を得て、間伐など煙突山の環境・景観保護活動を展開しており、登山道整備は2010年に続き2回目。 新登山道は前回作った北登山道から分岐し、標高約140メートルにある大山積神社奥の宮の手前につながる全長約146メートル、高低差約31メートルのルート。会員らが4カ月前から雑草を刈り取るなどして準備していた。 参加者はスコップやつるはしを手に、13区間に分かれて作業を開始。間伐したヒノキなどで作った木板とくいをハンマーで坂道に打ち付け階段計71段を設置したほか、地面がもろい場所には石を敷き詰めて補強した。

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