56回の歴史を重ねた愛媛県大洲市菊花展が、同市大洲の市民会館前で始まった。ベテラン愛好家や大洲農業高校生が手塩にかけた480鉢が気品を漂わせて並んでいる。5日まで。 会場には3本仕立ての大菊や、福助、小菊、切り花、盆栽など多彩な鉢がずらり。30日は、出品した大洲農業高生38人が作品を眺め記念撮影をした。生産科学科3年の深部亮君(18)は「育ちが少し足りなかったけど、自分の作品が展示されるのはうれしい」と日々の苦労を振り返った。
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