障害児と家族が和太鼓演奏活動に取り組んでいる愛媛県新居浜市のボランティアグループ「おもちゃ図書館きしゃポッポ」（松山明子代表）が、１３～１５日に東京で開かれる障害者の国際交流大会「おもちゃの図書館アジア会議」で演奏を披露する。 同グループは１９９５年に障害児を持つ市内の主婦らが「安心して遊べるおもちゃを作ろう」と設立。ボランティアを含め約３０人が同市高木町の市総合福祉センターを拠点に活動を続けている。 ２００１年からは、物事に継続して取り組むことや上達の喜びを知ってもらおうと和太鼓を導入。当初はうまくたたけなかったが、左右のバチに色違いのテープを巻き、色でたたく順番を覚えるなどの工夫で練習を重ね、今では３曲のレパートリーがある。
↧