日本郵便四国支社(愛媛県松山市)は23日、県や宇和海沿岸5市町と共同で、南予沿岸部の主要ポストに津波避難場所を表示したシールを貼付する取り組みを始めた。南海トラフ巨大地震に備え、避難誘導と周知を進める狙い。 大きな津波被害が想定される地域の被害軽減につなげようと、同支社が昨年、高知県で始めた取り組み。県内では宇和島、八幡浜、西予、伊方、愛南の3市2町が対象で、11月中旬までに郵便局前や主要幹線道路沿いなど、人通りが多い場所に置かれたポスト224基に貼っていく。 シールには、最寄りの避難場所や避難ビルの名称と方角、距離などを記載している。
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