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レーザー顕微鏡、高性能技術開発 愛媛大

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 愛媛大大学院医学系研究科の大嶋佑介助教(32)=医用工学=らの研究グループが工業用のレーザー光を用いた新たな顕微鏡を開発し、21日までに米科学誌で発表した。視野の広さが従来の4倍になり、より大きな生きた標本を克明に観察できる。大嶋助教は「メダカなど小型モデル生物を使った医学研究に役立ててほしい」と期待する。 大嶋助教によると、光源にレーザーを用いるレーザー顕微鏡は生きた細胞や組織の観察に広く使われており、中でも先端技術の一つとされているのが、生体深部まで3次元観察できる「2光子・光シート顕微鏡」。だが、光のエネルギー密度の不足で視野が最大0.25ミリと狭く、ショウジョウバエの胚のような小さな試料しか観察できない欠点があった。

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