愛媛県四国中央市の土居地域で14日、秋祭り恒例のかき比べがあった。同市土居町土居の関川河川敷に、太鼓台15台が一堂に集結、勇壮な演技で約1万人(主催者発表)の観客を魅了した。 台風一過の青空に恵まれ、正午すぎから太鼓台が次々に会場入り。3地区別に分かれてのかき比べでは、勇ましい太鼓のリズムと指揮者の笛の合図に合わせて、かき手らが「ソーリャッ、ソーリャッ」と威勢よく掛け声を響かせた。房が美しく揺れるよう太鼓台を揺さぶったり、力を合わせて高々と太鼓台を差し上げたりすると、観客からは歓声や拍手が起こった。
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