県は12日、新たな養殖魚種として完全養殖技術を開発中の「スマ」の試食会を愛媛県松山市堀之内の城山公園で行い、消費者においしさをPRした。 スマはマグロやカツオの仲間で、日本以南の太平洋沿岸に生息。味がマグロに似ており、国際的な漁獲規制が強まるクロマグロの代替魚としての需要が見込めるとして、県と愛媛大が2016年末の出荷開始を目指して完全養殖技術を研究している。 試食会は、日本青年会議所(JC)第63回全国大会松山大会の一環で開催された「地域活性たからいち」の中で実施。スマの知名度が低いことから、県民だけでなく県外から訪れたJC会員にも知ってもらう狙いがある。
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