愛媛県八幡浜市出身で、大相撲の元横綱・前田山英五郎(1914~71年)の生誕100年を記念した子ども相撲大会が12日、母校の喜須来小学校(同市保内町喜木)であった。高砂部屋の親方や力士が招かれ、児童たちは郷土の名力士に負けないほど元気な取組を見せた。 校庭につくられた特設の土俵では、児童が朝弁慶(幕下15枚目)と朝乃丈(三段目11枚目)の両力士とのぶつかり相撲を体験。2メートル近くある巨体に圧倒されつつも、あの手この手で挑んで力士を打ち負かすと、観衆が大きく沸いていた。 「足取り」の決まり手で見事な金星を挙げた3年の玉井獅威真(しいま)君(8)は「まわしを持ったけどビクともしなかった。勝ててうれしい」と大喜びだった。
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