「わらうと からだが あったかあい」。全国から寄せられた、元気を呼び起こす言葉を愛媛県の松山市内各所に掲示する「街はことばのミュージアム」事業で、メッセージを大書した看板が9日、中心市街地のビル屋上に新たに設置された。 看板は縦横8.5メートルで、一番町2丁目の10階建てビル屋上に、西向きに設置。ビルに面した国道11号を行き交う伊予鉄道のバスや路面電車の車体に大きく書かれている「退職し 帰りました松山に 還暦過ぎて マドンナと」などの作品と相まって、市民や観光客らに言葉の魅力を発信する。 松山城リフトの防護ネット上に設置している10作品も9日までに「『ひかげ』も『ひなた』もどっちも大事。」など別作品に変更した。ロープウェイ街の街灯17カ所に取り付けているタペストリーも、11月以降に内容をリニューアルする予定。
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