海上自衛隊の護衛艦さわぎり（３５００トン）の一般公開が４日、愛媛県松山市三津ふ頭の岸壁であり、家族連れが普段は見られない艦内を見学した。５日も公開予定だったが、台風１８号の影響で中止した。 自衛隊愛媛地方協力本部が開いた。さわぎりは第１３護衛隊（長崎県佐世保市）所属。全長１３７メートルで、潜水艦探索のヘリコプター１機を搭載する。インド洋やソマリア沖への派遣や遠洋練習航海などを経験しており、松山市出身の白方将司艦長（松山中央高校卒）ら約２００人が乗り込む。 操船をする艦橋では、子どもたちが司令官席や艦長席に座り、ご満悦の様子。ヘリ甲板に展示された哨戒ヘリＳＨ―６０Ｊについて、自衛官に機体の航続距離や民間機との違いを尋ね、着艦の際に管制を行う管制室の機能について熱心に聞く見学者もいた。
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