愛媛県内への企業進出を働き掛ける「えひめ産業立地フェア2014inTokyo」(県、伊予銀行、愛媛銀行主催)が28日、東京・池袋のホテルであり、関東の製造、流通などの企業約140社・約180人に中村時広知事らが企業活動をする上での愛媛のメリットをPRした。 3月に新居浜工場の操業を始めた食料品製造、プライムデリカ(相模原市)の斉藤正義社長がスピーチ。同工場は四国のセブン―イレブンに商品を供給しており、新居浜に工場を建設した理由を「交通アクセスが良く、四国全域に商品供給できる」と説明。立地メリットに、まじめな県民性▽従業員の高い定着率▽県・市によるパート雇用と工場建設の全面支援―を挙げた。 一方、デメリットに「関東などと比べ、雪が降ると高速道路がすぐ止まる」とし「店舗に商品がなくなる時間帯が生まれ、店舗もお客も困る」と述べた。
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