県高齢者保健福祉計画等推進委員会が28日、愛媛県松山市であった。1月末現在、県内の特別養護老人ホームへの入所申込者のうち「入所の必要性が高い」と判断された待機者が2758人に上り、2011年度の前回調査から169人増えたと報告された。 入所申込者の総数は1万603人。要介護1~5▽他の介護保険施設に入所していない▽1年以内に入所を希望―の3要件を満たす5469人のうち、要介護度や介護者の有無などに基づき、2758人(要介護度3以上2501人)を「入所の必要性が高い」と判断した。 老人保健施設は1038人、介護療養型医療施設は85人が入所の意向が強いとされた。 県は、15~17年度の市町の第6期介護保険事業計画策定への活用を呼び掛けた。
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