県教育委員会の定例会が28日、愛媛県庁であり、2015年度県立高校・中等教育学校後期課程の教科書採択を公開で審議。侵略戦争を正当化しているといった批判もある明成社版「最新日本史」について、14年度採用した土居、弓削、川之石、三瓶、今治東中等教育学校に加え、新たに松山北中島分校と三間から希望があり、県教委は採択を承認した。 現場教員らによる県教科書採択委員会は研究結果報告書で「わが国が先人の努力の上に成り立っていることに気付かせることのできる内容となっている」と評価している。県教育委員による採択では明成社版に言及した意見はなかった。 県教委によると、7校は日本史を習い始める2、3年生で教科書を使用する。
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