愛媛県電動車いす交通安全対策連絡協議会の総会が27日、松山市勝岡町の県運転免許センターであり、電動車いすの交通安全教育の推進などを話し合った。 総会には、県内各地区代表者ら24人が出席。村田雅弘会長は「電動車いすの安全登録は7月末で1173台。さらに安全教育を行いたい」とあいさつ。県警の山崎靖交通部参事官は「電動車いすも利用方法によっては危ない。登録を増やし事故防止につなげたい」と話した。今後も引き続き、登録制度の浸透に力を入れることを確認した。 総会後、参加者は電動車いすの特徴を理解するため乗車し、段差の通行やバックなどを体験した。西条市地区の森達正副会長は「思ったよりスピードが速い。高齢者の方にいろいろな条件の安全講習会が必要と感じた」と話した。
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