内子町で毎年5月5日に開催される県無形民俗文化財の「いかざき大凧(だこ)合戦」のたこなどを集めた企画展が、愛媛県西条市丹原町田野上方の丹原文化会館で開かれている。31日まで。入場無料。 館が2010年度に始めた県内の伝統工芸や地場産業などを紹介する「ふるさとの芸術」事業の一環。今回は五十崎凧博物館(内子町五十崎)が所蔵する国内外のたこ56点を展示している。 会場には、子どもの健やかな成長を願って名前を書いて揚げる縦約4メートル、横約3メートルの「出世凧」のほか、山口県下関市名産のフグをデザインした円形の「ふぐ凧」や中部地方で作られているアブの特徴を捉えた「虫凧」などが並ぶ。
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