愛媛県松山市は26日、台湾・台北市と友好交流協定を台北市政府庁舎で10月13日に締結すると発表した。松山空港と台北市・松山(しょうざん)空港を結ぶ直行チャーター便就航から1年を迎えるのを機に交流人口拡大を目指す。 野志克仁市長が定例会見で明らかにした。協定内容は、観光プロモーションの共同実施▽文化・スポーツ体験を通じた交流▽青少年交流▽経済発展につながる民間交流―など。台北市とは横浜市がパートナー都市協定、浜松市が観光交流協定を結んでいる。 松山市では、道後温泉旅館協同組合と台北市温泉発展協会が交流協定、JR四国松山駅と台湾鉄道松山駅が友好駅協定をそれぞれ締結している。野志市長は「アジア有数の大都市と友好交流を進めるのは、松山市の国際観光都市としての可能性を広げ、意義深い」と述べた。
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