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ヨウ素剤配布説明開始、原発5キロ圏 県・伊方町

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 四国電力伊方原発の放射能漏えい時に甲状腺被ばくを抑える安定ヨウ素剤を事前配布するための住民説明会が25日、愛媛県伊方町で始まった。原発から5キロ圏内に入る町内27地区の3歳以上5494人が対象。原子力規制庁によると、説明会は、再稼働に向けた審査手続きが先行する九州電力川内原発が立地し、7月に対象住民へ一斉配布した鹿児島県薩摩川内市に次いで全国2番目の開催になる。 25日は伊方原発から約3.5キロの二見小学校体育館(二見)で二見、加周、田之浦、古屋敷の4地区を対象に、町と県が実施。世帯主ら65人が参加した。 医師が「3~12歳は1錠、13歳以上は2錠飲む」「服用のタイミングは原子力災害時に国や県、町が指示する」などと注意点を説明。住民は服用しても問題ないかといった点などを相談していた。

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