県内の企業経営者と中村時広知事が意見交換する「えひめ経済懇談会」が２５日、愛媛県松山市北持田町の県中予地方局であり、中予地域の経営者ら６人が人材確保での課題などを報告し支援を求めた。 自動省力化製造装置を設計・製作するフジコソ（東温市）の藤社司代表取締役は「県内学生の就職は少なく、技術者の確保と人材育成が大きな課題」と説明。金属機械製品設計・製造の入江工研（東京）四国事業所（伊予市）の片岡正彦取締役四国事業所長も「まだまだ知名度が低く、技術者確保に苦労している」と報告し、「ものづくりをする姿を見てもらえれば就職希望者も増えると思う。学生向けの地元企業工場見学などを企画してほしい」と要望した。
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