東日本大震災の犠牲者に哀悼の思いをささげる「第6回まつやま万灯会(まんとうえ)」(実行委員会主催)が17日夜、愛媛県松山市堀之内の城山公園であった。参加者約100人が約千個のろうそくをともし、幻想的な風景の中で復興への願いを込めた。 宮城県女川町など被災地への支援ボランティアを続ける住民を中心に実行委をつくり、2012年3月から年2回開催。点灯するための参加費を被災地に寄付している。 午後5時半すぎ、子どもたちがカップに浮かべたろうそくに点火。夕闇に包まれるころには公園が美しく浮かび上がり、参加者は松山城を背景に、揺れるともしびを見つめた。女川町民が手作りした木製アクセサリーなども販売された。
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