通信企業や愛媛県などでつくる県公衆無線LAN推進協議会(会長・小林真也愛媛大大学院教授)は6日、外国人や県内外の観光客、住民が通信会社に関係なく無料で使える無線インターネットアクセススポット「えひめFree WiFi(ワイファイ)」運用を、8月中旬から順次開始すると発表した。 10月の瀬戸内しまなみ海道での国際サイクリング大会開催に合わせ沿線の観光施設や松山市中心部、道後温泉など約230カ所で予定し、最終的に千カ所以上での導入を目指す。 NTT西日本や愛媛CATV、STNetなどの通信関係会社や飲料自動販売機事業者の8社でスタート。設置事業者が費用を負担する。県によると、観光振興を目的とした無線LAN整備は山梨県や京都市などで実施しているが、多数の通信事業者の参加や自動販売機への設置は珍しい。
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