愛媛県内JAの自己改革策を検討するため、県農協中央会は4日、「えひめ農業成長戦略プロジェクト会議」を設置し、松山市南堀端町のJA愛媛で初会合を開いた。12月までに4回の会合を開き、担い手育成や販売強化策などを議論。全国農業協同組合中央会(JA全中)が4月に公表した「JAグループ営農・経済革新プラン」の県内版策定を目指す。 会議には中央会など各連合会や県内JAの営農担当者計24人が出席、県職員10人がオブザーバー参加した。 座長の伊賀上恒英県農協中央会常務はプラン策定を通じて「生産拡大、農家所得の最大化、地域活性化を実現しなければならない」と強調。耕作放棄地率が2010年農林業センサスで全国でワースト5位だった点に触れ「生産構造を変える必要がある」と述べた。
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