植物と水溶液の性質に迫れ! 愛媛県松山市文京町の愛媛大で3日、県内の小学5、6年生ら35人が、自分たちで育てた紫カイワレ大根から取り出した色素を使い、強酸性や弱アルカリ性など異なる性質の液体の色がどう変化するか調べた。 日本学術振興会の「ひらめき☆ときめきサイエンス」事業の一環で、科学の面白さを感じてもらうのが狙い。参加者は愛媛大教育学部の理科教育講座化学研究室が開発した教材を用い、紫カイワレ大根の成長を観察しながら栽培してきた。 実験では、紫カイワレ大根をはさみで刻み、蒸留水に入れて加熱。色素のアントシアニンを取り出し、レモン果汁や石灰水など9種類の液体に入れると色がどう変化するか見比べた。
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