開発途上国の国づくりを担う人材育成に協力する国際協力機構（ＪＩＣＡ）の青年研修事業の一環で、オセアニア５カ国の政府関係者ら１１人が２５日、愛媛県今治市を訪れ、エコツアー体験を通じて自国での活用策を考えた。 一行はパプアニューギニア、パラオ、トンガ、ミクロネシア連邦、バヌアツから来日。１７～２９日の日程で愛媛、香川両県に滞在し、中山間地域などで地域活性化モデルを学んでいる。 ２５日は、今治市を拠点にエコツアーや環境教育などを行っている「よろず体験事務所をかしや」の菊間彰代表（３９）が講師となり、同市玉川町鈍川の鈍川渓谷で川上りを体験。菊間さんは「エコツアーは山や川、海があればどこでもできる。地域ならではの特徴がプラスアルファになる」と説明した。
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