JR予土線宇和島―近永駅間が10月18日に開通100周年を迎えるのを記念して、さまざまなイベントで沿線を盛り上げようと関係者によるキックオフイベントが21日、JR宇和島駅であった。 予土線は1914年に開通。愛媛県宇和島市の宇和島駅と高知県四万十町窪川駅間を結ぶ全線は今年3月に開通40周年を迎え、現在は1日平均約250人が利用している。 キックオフイベントでは、JR四国の半井真司専務が「予土線は、日本の田園風景が残る貴重な路線。JR四国が運行する路線で利用率は一番低いが、100周年を契機に利用促進を図りたい」とあいさつ。石橋寛久宇和島市長も「地域の足として欠かせない路線。開通記念日の秋までさまざまイベントを積み重ね、沿線PRにつなげたい」と意気込んだ。
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