瀬戸内海国立公園指定80周年を記念した式典が13日、香川県高松市で開かれ、瀬戸内海の歴史を振り返り、「世界の宝石」と称される美しい海の保全策を話し合って節目を祝った。 同公園は1934年3月16日に備讃瀬戸を中心とした海域が最初の国立公園として指定された。現在は愛媛を含む1府10県にまたがる国内最大の国立公園になっている。 式典は環境省や香川県などが主催し、約1500人が参加。同省の北川知克副大臣が「瀬戸内海の雄大な風景は先人から引き継いだ大切な財産で、活用しつつ未来に引き継がなければならない。今後も公園保全の努力を続ける」とあいさつした。
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