JR四国は2日、予讃線海回りの松山―伊予大洲・八幡浜で運行する観光列車「伊予灘ものがたり」を公開した。車内は、和と洋を調和させたレトロモダンをコンセプトに、地元素材を随所に盛り込んだ。26日から運行する。 列車は2両(計50席)編成。各車両の外観は伊予灘に沈む夕日と、特産品のかんきつをモチーフに、あかね色と黄金色に塗り分け、地域色豊かに仕上げた。 車内は伊予灘を一望できる展望シートのほか、向き合って座るボックス席を用意。砥部焼の洗面鉢や県産ヒノキのテーブルなど愛媛らしさを取り入れた。「洋」をイメージした車両はスタンドやソファがあり、「和」の車両には座椅子の畳席などを設けた。
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