愛媛県松山市末町のホテル奥道後を運営する奥道後国際観光(坪内洋輔社長)は2日、ホテル名を「奥道後 壱湯の守(いちゆのもり)」に変更し、同時に今年1月から改装中だった露天風呂「翠明の湯(すいめいのゆ)」の営業を開始した。 露天風呂は約2億3000万円かけ、施設が老朽化していた「ジャングル風呂」をリニューアル。敷地面積1508平方メートルで西日本最大級になるという。改装を機に、団体中心の需要から収益性の高い個人利用へ客層を転換する狙いもある。 再オープン初日は、ジャングル風呂を利用していた常連客らが早速入浴。40年前から訪れているという松山市光洋台の鎌田朝幸さん(68)は「お湯の質と開放感がとても良い。月に2、3回は来たい」と話した。
↧