愛媛県今治市消防本部と市教育委員会、今治海上保安部は30日、同市南高下町3丁目の鳥生小学校プールで水難事故防止の講習会を開き、6年生71人が服を着たまま水に浮く方法を学んだ。 消防隊員が「水の事故に遭った場合は口と鼻を水面に出し、浮いて救助を待つように」と指導。児童は隊員らから「力を抜いて」などと浮き方のアドバイスを受け、浮輪代わりのペットボトルを抱きかかえて水中に沈まないよう漂った。 荒井一君(11)は「服が重くてバランスが取りづらく、浮くのに苦労した。今回学んだことを家族にも教えたい」と話した。 講習会は、海や川で遊ぶ機会が多い夏休みを前に2年前から実施している。
↧