7日に古屋圭司国家公安委員長が来県して開かれた「車座ふるさとトークin愛媛」で、高齢者の事故防止などを話し合った参加者16人が30日、愛媛県警本部で意見交換し、全員が県警に事故防止策を助言する「車座アドバイザー」になることを決めた。 会には、県警の交通担当者らも同席。県警交通部の山崎靖参事官が「交通死亡事故は34人(前年同期比2人増)で厳しい状況。高齢者の事故をいかに減らすかがカギだ」とあいさつした。 「アドバイザー」の任命状を受け取った出席者は、反射材をなかなか受け取ってもらえない現状を踏まえ、種類や形状を工夫し、子どもたちから手渡してもらうなどの改善策を提案。今治市のNPO法人「わをん」の門田千春副理事長は「介護に携わる人に反射材を配ってもらうなど、踏み込んだ対応をすれば、少しずつ広がるのではないか」と意見を述べた。
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