7月に最低賃金の審議が本格化するのを前に、愛媛労連と国民春闘愛媛共闘会議は27日、愛媛県松山市で、最低賃金を時給千円に引き上げるよう訴え、街頭活動した。 松山市湊町5丁目の坊っちゃん広場では、組合員ら12人が「愛媛の最低賃金は時給666円と低い。千円以上への引き上げで消費を拡大し地域経済の活性化を図ることを願う」と声を上げた。 春闘を「一部は賃上げを勝ち取ったが、中小や非正規の多くの労働者には波及していない」と指摘。法人税の実効税率引き下げなど「大企業優遇」の政府方針を批判した。
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