伊方原発再稼働８日申請　四電きょう表明へ

　四国電力が停止中の伊方原発３号機（愛媛県西宇和郡伊方町）の再稼働に向けた安全審査を、新規制基準施行日の８日に原子力規制委員会へ申請する方針を固めたことが４日、分かった。　申請が殺到することによる混乱を避けるため、規制委は８日に申請する場合は５日午後３時までに申し出るよう電力会社に求めており、四電は５日に表明する見通し。　３号機は定期検査のため、２０１１年４月２９日に停止、１２年１月１３日には１～３号機の全基が停止となった。停止以後は、原発停止の代替火力発電の燃料費がかさみ、業績が急激に悪化。電気料金引き上げとともに、原発の早期再稼働で業績回復を狙う。