夏の風物詩・土曜夜市が21日、愛媛県の松山、宇和島両市の中心商店街で始まった。あいにくの雨となったが、楽しみにしていた多くの家族連れが足を運び、会場のあちこちで笑顔の花が咲いた。 松山中央商店街連合会主催の土曜夜市は、大街道と銀天街、まつちかタウンの3商店街で開催。色鮮やかなお面やヨーヨー釣りなど約200の露店が並び、串焼きなどの香ばしい匂いが漂った。大街道の特設ステージでは、アイドルグループやよさこい踊り連のパフォーマンスがあり、来場者を引きつけた。 家族3人で訪れた伊予市郡中小1年八倉彩香さん(6)は「ピンク色のヨーヨーが釣れて楽しかった」と目を輝かせていた。 一方、宇和島市の土曜夜市(宇和島商店街連盟主催)は、飲食の屋台をはじめミニボウリングやお茶体験のブースなど約50店が並んだ。名物「亀レース」には人だかりができ、周囲からカメたちに熱い声援が飛んだ。
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