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男性遺族フジと係争中 パワハラ自殺労災認定

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2010年7月、フジ(愛媛県松山市)が運営する新居浜市内のスポーツクラブに勤務していた男性(27)が自殺したのは、上司のパワーハラスメントが原因として、遺族が同社と上司に計約1億2259万円の損害賠償を求めている訴訟に絡み、新居浜労働基準監督署が男性の自殺を労災認定していたことが4日、分かった。 遺族の代理人弁護士によると、認定は6月20日付で、労基署が、上司からの暴言などで男性が精神疾患を患い自殺した、と一連の因果関係を認定したとみている。 約1年前に、遺族が労災申請し、労基署が関係者の事情聴取などをしていた。 遺族は3月、松山地裁に提訴し係争中。遺族の代理人は「パワハラによる自殺が労災認定されるケースは少ない。訴訟の今後を大きく左右する結果だ」と評価。フジは「まず冥福を祈りたい。認定の情報が入っておらず、発言は差し控える。社の考えは裁判の中で伝えたい」とコメントした。

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