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県美術館で新収蔵品展 三好応岸など28点

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 松山市堀之内の愛媛県美術館で、昨年度新たにコレクションに加わった作品を紹介する「新収蔵品展」が開かれている。県関係作家の新出作品など28点が並ぶ。8月24日まで。 購入や寄贈により、新たに収蔵したのは9作家の37点。 幕末から明治期の宇和島で活躍した画家・三好応岸(1832~1909年)の「宇和島・江戸図屏風(びょうぶ)」は、明治前期に制作されたと思われる六曲一双の作。応岸は京風の絵を学んだ父・応山に師事し、宇和島藩主・伊達宗徳の知遇を得てしばしば用命を受けていたと考えられている。屏風には、元禄ごろとみられる宇和島と江戸の城下町の様子が描かれており、梶岡秀一学芸グループ担当係長は「代表作として扱ってよいものだろう」とする。同館で応岸作は初収蔵。

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